1999.07

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幻になった尾関議員の議案第56号
「足利市介護認定審査会の委員の定数を定める条例にの制定について」
の賛成討論原稿です


4番 尾関 栄子 1999.06.29.

 通告に従い、議案第56号「足利市介護認定審査会の委員の定数を定める条例の制定について」賛成の立場で討論に参加させて頂きます。

 私たち日本共産党は、もともと現在の措置制度の高齢者福祉を後退させず、介護の要求を充実させるため福祉と保険の結合という政策を提案してきました。従って介護保険制度の導入については、基本的に賛成の立場をとっています。現在、足利市も高齢化が進み人口に対して高齢化率17.8%になっています。市民アンケートでも老人福祉が第1位です。

 先日、元気だった一人暮らしのお年寄りが老後を苦に自ら命を絶ちました。さらに家族の介護や看護のために仕事を辞めた人が県内で3000人(‘96.10〜97.10)に上ることが総務庁のまとめでわかりました。誰もが安心して老後を過せる足利市に早急に整備しなければなりません。そのためにも実態に即した介護保険の充実を計りながら、実施をすすめることが求められています。

 このような立場から足利市介護認定審査会の委員の定数を定める条例の制定を次のような提案をして、賛成致します。

 一つ目に、時間に追われることなく一人一人に充分な審議時間を保障し、実状にあった認定を進めて頂きたいと思います。

 次に、認定作業という重要な役割を果たす審査会の委員は、1合議体の人数(5〜6人)及び合議体(4合議体)の数が少ない事から、委員の負担は多大になるものと考えられます。それに見合った報酬と1合議体の人数及び合議体の数も増やすなどを今後、検討して頂きたいと思います。市民の福祉にかかわることに十分な保障をすべきだ、と考えます。

 また、情報公開を原則として、問題が発生した場合はすぐ対応できる体制を整えて頂きたいと思います。

以上で賛成討論を終わらせて頂きます。

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