平成21(2009)年第1回定例会(3月議会)
2009年3月11日質問

おぜき栄子市議の一般質問を掲載します.
段落や区切りは編集局でつけました.2009.04.23.

・公的病院としての 足利赤十字病院の役割について
・子育て支援の充実

1.地域社会を充実させるために

・公的病院としての 足利赤十字病院の役割について
 今の日本の医療は、戦後国民皆保険制度が発足して以来の最大の転機に直面しています。政府は1982年、老人保健法制定で老人医療無料制度の廃止をはじめ医師数抑制を閣議決定、長期入院を抑制し、その後医療法改定で病床数削減、2002年からは、社会保障費を毎年2,200億円も削減を行っています。

 きわめつけは、2006年医療制度大改悪でリハビリに期間制限、入院医療を1から3までの分類区分し、大幅に診療報酬を引き下げて長期入院者を追い出し、療養病床の廃止・削減を決定、都道府県に「医療費適正化」計画の策定を押し付けました。

 厚労省の推計では、この方策によって2025年度までに医療給付費を8兆円を削減するとしています。

 こうしたなかで、足利赤十字病院は2011年7月の移転を目標に計画がすすめられています。移転先の競馬場跡地を基盤整備するための費用23億円(野球場含む)予定額のうち、約20億円が2009年度予算も含め、税金が使われます。市と日赤との覚書で20年間無償貸与ということが決まっています。最終実施計画では、許可病床数を614床から、555床に大幅に削減します。

 病室も現時点で明らかになっている予定では、病床数555床のうち、465床を(83.7%)個室にして、個室料金を徴収するのは、236床(42.5%)とするとしています。

 通院中の市民が「病気が悪化したら、入院が出来るか心配だ」、「お金がなくては、入院も出来ない」と不安が広がっています。県の22億円の補助金の回復期リハビリへの補助金のありかたと、市の補助金11億円に対する市民への説明責任があるのではないでしょうか。

 以上のことから、市長にお尋ねいたします。

1.足利赤十字病院の移転整備に対する市の補助金を県補助金の2分の一に相当する11億円を交付する方針を明らかにしました。市として補助金を交付するにあたって同病院に対して市民の要望を要求する考えは、あるのでしょうか。

2.現在の病院より、個室を大幅に増やし、予定では全体の4割以上を個室料金徴収としています。低所得者に対する対策が必要ではないでしょうか。

3.精神科病床数を当初計画50床を40床に削減しました。県指定の病院は、同病院を含めて県内に3ヶ所とされているが、市民及び近隣市町への影響は、ないのでしょうか。

2、少子化対策について

・子育て支援の充実
いま、日本の政治は、貧困やアメリカに端を発した経済危機を引き起こし、未曾有の不安定な社会になっています。その結果格差社会が進行し、そのことが保育や教育や子育てに深刻な影響を投げかけています。雇用の打ち切りを宣告された親は路頭に迷い、明日が見えない苦悩の日々を送っている方が増え続けているのではないでしょうか。そのために給食費が払えない、保育料が払えないという親が激増してくるのは必至です。このようなときに給食費を引き上げることは、子育て支援としても、逆行するのではないでしょうか。こんな時こそ子育て支援を充実させる時です。 以上のことから、おたずねします。

1.学校給食費を小学生400円中学生500円の引き上げが4月から実施されますが、引き上げの前に市として努力をしたのでしょうか。

2.雇用破壊の中、子育て世代への支援策として、市の助成や就学援助の基準を緩和するなどの対策が必要ではないしょうか。

3.子どもの医療費の窓口無料化を中学3年生まで拡大する場合、どのくらいの経費で実現できるのでしょうか。

おぜき栄子の広場
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